第2期触覚書道刻字講座 第2クール1回目 がスタートしました
三田の東京都障害者福祉会館にて 2021年9月よりスタートした
触覚書道刻字講座
第2期の第2クールに入りました。
今回の入門コースは
新しい方が2名、継続の方が1名 参加されました。
新規の方には、漢字の5体 篆書・隷書・楷書・行書・草書 を 「天」という字を用いて説明後、
楷書の基礎点画 横画、縦画、転折、右払い、左払い 等の練習をし、
最後に今日の仕上げの字を書いてもらいました。
お二人とも 「月」を書かれました。
「発泡スチロールに書くこと、素晴らしいアイディアですね。
自分で書いた文字が触ることで確認出来るのは、とても素晴らしいと思いました。」
というご感想を頂いた一方
学生のころから書道を習っていたという方からは
「半紙に触れるあの瞬間の感触とはいささか違ったということでした.目が不自由なために無理なので致し方ありませんが.」
とのご意見もいただきました。
確かに本格的に書道をやっていた方にしてみると、ちょっと違うという感覚を持たれると思います。
この方法での課題ですね。
継続の方は10月のグループ展用の2作目 「桜」を完成
とても素敵にできました。
これで講座は修了となりますが、
8月27日にこの会館で「触覚書道を体験してみよう」という無料のワークショップを開催する予定があるとお伝えしたところ、早速にメーリングリストで拡散してくださいました。
有難うございます。
アドバンスコース では
縦長の発泡スチロールに3~4文字の文字を書く作品はほとんどの方が完成。
次に、何かテーマを決めて、それぞれのモチーフを合わせて一つの作品にしよう
という新たな試みをします。
皆さんで話し合った結果 テーマは「秋」
そこから発想した言葉を円形の発泡スチロールにこれから書いていくことになりました。
個人プレイもいいけれど、チームで何か作る というのもきっと楽しいですよね!
次回は 4月23日 開催予定です。