光を失なった書家三上栖蘭 カレンダー「希望」制作プロジェクトスタート
当協会では、触覚書道普及のために、視覚を失った書家三上栖蘭先生に作品をご提供いただき
視覚障害の方も触れて楽しむことができる凸印刷を施した書道芸術作品のカレンダー
の制作プロジェクトをスタートいたしました。
http://shokkakushodoh.org/support/
まずは 三上栖蘭先生の想いをお伝えします。
” 徐々に光を失い数年が経ちました。 日夜、音を頼りに、また手に触れる感覚で判断して過ごしてきました。
これだけでは物足りない、何とかして筆で文字を書くことができないものかと、模索しておりました。
そんな折、薦められてカレンダー用の文字を書くことに挑戦してみました。
さて筆をとってみますと偏と旁のバランスが分からず苦心しました。
改めて”光”の大切さを痛切に感じました。
充分とは言えませんが、心を込めて書いたものをカレンダーに仕上げようと考えています。”
今後、プロジェクトに寄り添い、進行状況をお伝えしていきます。
どうぞ、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。