広瀬浩二郎先生が触覚書道刻字協会本部にお越しになりました!
盲目の文化人類学者で国立民族学博物館人類基礎理論研究部教授の広瀬浩二郎先生には、一昨年作成した「盲目の書家三上栖蘭 凸印刷カレンダー」を贈呈させて頂いた折、是非一度触覚書道を体験していただきたいとお願いをしていました。
そしてついに2年越しの夢がかない、触覚書道刻字協会本部にご足労いただける運びとなりました。
最初に刻字作品「妙」を触っていただき、触覚書道の発足の過程や講座の内容などを説明させていただきました。
そして、実際にワークショップでやるように、リモネン液を小筆につけて発泡スチロールにまずは線を書いてどんなものかを体験し、
最後にご自分のお好きな漢字を一文字ということで 「広」 という字に挑戦されました。
ちょっと時間をおいて、好きな色をマーカーペンで塗って完成した作品がこちら
触覚書道はこれまでにない手法で、とても面白いと興味を持っていただけました。
今はインクルーシブな教育ということで盲学校の在り方もなかなか難しいというお話もうかがいました。
私達協会のメンバーは何かしらのお役にたてるような活動をこれからご一緒にしていけたらと想っている ということをお伝えすることができ、
2025年佳いスタートを切ることが出来ました。
広瀬先生、お忙しい時間を割いてお付き合いいただき、有難うございました。