第2期触覚書道刻字講座 第2クール4回目 の模様です
三田の東京都障害者福祉会館にて 2021年9月よりスタートした
触覚書道刻字講座
第2期の第2クール 4回目を開催しました。
今回の入門コースは
継続の方が4名 参加され、その内2名が無事に作品を仕上げて講座を修了されました。
完成した作品と、いただいた感想です。
M.Y.さん
”先生の講座、あっという間に終了回となりました。
とても楽しかったです。
半信半疑で参加致しました講座でしたが、
想像以上の素晴らしさで、
毎回が感動でした。
墨汁と同じように筆を使って書くこと、
書いた文字が書くそばから指先で触って分かること、
目が見えなくても出来ること、素晴らしいと思います。
特殊なオレンジの香りの液体も無害な液体というのも
安心して使えて嬉しいです。
先生が、とてもお優しく丁寧に教えて頂けますことも
とても有難かったです。
止めや払いなどの基本的な筆使いも教えて頂き、
筆使いだけでなく、配置、バランス、間隔、色んな事に注意を払うこと、
その都度、教えて頂きながら、集中して取り組むことが出来ました。
そして、最終回には、発表の作品を書くことが出来、
そのような機会を作って頂けますことも大変有難いです。
自分の書いた文字が形となり、記念として残ること、
公の場で発表出来ること、
なかなかできない体験です。
夢のような新しい書道、
日本全体に広めていって欲しいです。”
M.H.さん
”この度、第二回触覚書道講座を無事に卒業することができました。
講座は毎回楽しくて、課題を練習しているとあっという間に時間が経っていました。
最後に自分の作品を書いていた時、しばらく経験をしていない緊張感を味わいました。
書道は嫌いな科目でしたが、触覚書道は大好きになりました。
池山先生、先生方、丁寧なご指導をありがとうございました。
10月の展覧会を楽しみにしています。”
お二人から嬉しいご感想をいただきました。
これからは10月の展覧会に向けて準備をすすめていきます。
そして、少しでも多くの視覚障害の方々にこの触覚書道を体験していただけるように
全国に広めていきたいと思っています。
一方、触覚書道クラブ では ”刻字をしてみたい” という要望にこたえられるか
石膏ボードなら普通の彫刻刀で彫れるので、
ただいま試行錯誤中です。
触覚書道刻字協会では、新たな可能性を求めて、これからも色々模索していきます!!