初めての出張ワークショップ (み~な)
この度、府中市立心身障害者福祉センター地域生活支援センターみ~な さんの企画で
触覚書道のワークショップを、
府中駅直結の府中市民活動センタープラッツ 6階会議室
にて開催しました。
このお話は、私が講師をしている府中市生涯学習センターの受講生で弱視の方が、
「触覚書道」に興味をもってくださり、
支援センターの方に提案して成立した企画です。
当日受講生は4名
スタート時には触覚書道がどんなものかもわからないので、皆さんちょっと緊張気味でしたが、
徐々にうちとけ、最後は楽しんでいただけました。
約1時間半の講座でしたが、みなさん力作ができました。
講座を受けての感想もいただきました。
・面白い、字の形を学ぶことができて本当に良かった。
・良かった。久し振りにワクワクできた。
・楽しい時間でした。
・漢字の成り立ちを知ることができて良かった。参加者と話し合いができてよかった。
特に今回、ずっと点字ばかりで漢字の形を知らない という受講生の方がいらして、
ご自分の名前を触覚書道で一緒に書き、それを手で触って形をなぞって確認されていました。
奥様から、漢字を学ぶのに触覚書道はとても良い方法で今回受講してよかった と言っていただきました。
この方法は、盲学校などで漢字の学習の一助となると確信を新にしました。
また今回の講座の終わりに、凸印刷カレンダーの出来立てホヤホヤのデモ版をお持ちして、
参加者の方々に触っていただきました。
こちらはちょっと盛り上がりが少なく、これだと分かりにくい
との感想をいただき、再度印刷会社さんと改良していくことになりました。
皆さま、ご協力有難うございました。
私は、沖縄県那覇市障害者福祉センターにて書道を教えている者ですが受講生の中には弱視の方が在籍しています。手本にかなり顔を近づけないと見えないようです。それにもめげず一生懸命書道の勉強を継続しています。ご紹介頂きました触覚書道を彼らに教
えてあげたら益々書道に興味・関心を持つだろうと思いました。
仲村先生
玄海社の池山光琇です。
触覚書道につきましてコメントをいただき、有難うございます。
是非一度、機会がありましたらどのようにやっているか見学していただければと思います。
宜しくお願い申し上げます。