出張ワークショップ第4弾 八王子視覚障害者福祉協会企画講座
昨年クラウドファンディングをして作成した”盲目の書家が揮毫した凸版カレンダー”に参加頂いたM.H.さん、
そのあと第3期の触覚書道刻字講座に参加いただきました。
そして今回、ご自身が所属する八王子視覚障害者福祉協会に出張ワークショップの企画を提案いただき、八王子クリエイトホールでの開催となりました。
当日はちょうど定員の8名の方が参加、中には広島からわざわざご参加の方もいらっしゃいました。
2時間程度のワークショップでしたが、皆様、最初は発泡スチロールが凹むのに驚きながらも、書道の感覚もあじわいつつ書くことを楽しんでいただけました。
以下、広島から参加のY.M.様から頂いた感想です。
筆を持つのは、学生時代以来でとても懐かしく新鮮でした。
墨汁を使わない書道・しかも書いた文字を触る? 聞いた時には想像がつきませんでしたが、なんだか楽しそう!!
と言うことで、八王子まで押しかけてしまいました(笑)
体験した感想は…
「新しくて 楽しい!」です♪
墨を使わないので、周囲を汚す心配が無く安心感がありました。
さらに、筆文字独特の 「はらい」や「とめ」「ながす」
などの形を触れて体感できるところも魅力だと感じました。
視覚に障害があると、書道や毛筆を経験することが難しいですが
「触覚書道」ですと、毛筆独特の形を体験できるので、
大人だけでなく、盲学校などの 子供たちにも体験させてあげられたら、
世界が広がるだろうなと感じました。
一人でも多くの方に興味を持っていただけると嬉しいですね。
この度は、素晴らしいご縁に感謝いたします。
広島でのワークショップも 実現できたら嬉しく思います。
触覚書道を楽しんでいただけたようで、私達も遣り甲斐を感じます。
ご参加いただいた皆様、どうも有難うございました。