第4期触覚書道刻字講座 第2クール2回目
三田の東京都障害者福祉会館にて 2021年9月よりスタートした触覚書道刻字講座
第4期の第2クール 2回目を3月23日に開催しました。

初級コースは、第1クールも参加いただいたOご夫妻
きょうは7月に開催するグループ展に出品する作品の2作目に挑戦
ご主人様は「紺碧」をきっちりと書かれ、色も集中して丁寧に塗られて完成

奥様はとても慎重に全神経を集中して作品に取り組まれ「歌声」を完成
なんとも味のある芸術的な作品に仕上がりました。

今回も出光興産でおこなったワークショップがきっかけで触覚書道をもって参加いただいているTKさんが色々手助けしてくださり、大変助かりました。
アドバンスコースは6名の参加。
グループ展にむけての言葉を、おしゃべりしながらも真剣に練習されていました。

そのうち3名が完成!
Sさん:「人事を尽くして 天命を待つ」

Yさん:「鬼メンタル」

Wさん:「新たな出会い」

今回は、元東京都美術館で学芸員をされていたTM様が見学にいらっしゃり、さっそくにお手伝いまでしていただきました。
T様 有難うございました。
皆さん とても上達して、教える私達がビックリ!
グループ展がたのしみです💛
こちらは今回ご参加いただいた晴眼者お二方のご感想です。
<TKさん>
2回目のレッスンとなりますが、毎回皆様に圧倒されております。
今日お手伝いした方は綺麗にまとまった作品にしたいというお気持ちがとても強く、画鋲をして半分の位置を確認する等、視覚障害がない私では思いつかないような考えでいらっしゃり、また勉強になりました。
1時間半位のレッスンですが、皆様が楽しく素敵な作品ができることに、少しでもご協力ができればと思います。
<TMさん>
和やかな会で、皆さんが生き生きと参加していらっしゃる様子に見ていて大変驚き、そして皆様から楽しさを分けていただけるお時間でした。
自分でも体験してから皆さんの書いているところや先生方、付き添いの方たちとの合間のやりとりを見てみるとなんと伸びやかでおおらかに、そして楽しげに書いていらっしゃることでしょうか。
指先で発泡スチロールの表面や大きさを確かめて集中力を高めて、一筆一筆に心をこめて触れて線の間隔や空間を確かめつつ、じっくりと慎重に取り組んでいらっしゃるのですが出来あがったときの、緊張がほぐれた瞬間の笑顔がとても印象的でした。
展覧会に向けて作品を仕上げなくてはならない中、こちらから話しかけても、優しくお話していただけたり色付けをすこしお手伝いさせていただくなど突然の訪問にも関わらず、皆様に温かく受け入れていただけて有難かったです。
7月の展覧会もぜひ見にうかがいたいと思っております。
それから触覚書道に関心のある方も多いのでは、と思いましたので、興味のある方にご紹介やお繋ぎさせていただけるとありがたいです。
ご感想をいただき、有難うございました。
今後とも、ご協力賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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