江島杉山神社に行ってきました
今回凸印刷カレンダーの制作にあたり、作品を提供してくださった三上栖蘭先生のご紹介で、
公益財団法人杉山遺徳顕彰会 の方々にデモ版をみてもらい、色々なご意見を頂戴しました。
晴れてカレンダーが完成したので、江島杉山神社内の記念館でおこなわれている定例会議に出来上がったカレンダーを持参し、触覚書道の活動について紹介させていただきました。
記念館の2階には、杉山針按治療所と鍼灸あん魔博物館があり、見学させていただきました。
杉山和一検校は徳川幕府5代将軍綱吉に針治療を行い、支援を受けてこの地を拝領し、杉山流鍼治導引稽古所を開設。これは世界に先駆けての視覚障害者の教育施設だったそうです。
鍼灸あん魔博物館内には古い鍼灸具とともに、綱吉の直筆とされる掛け軸が飾られていました。
会議のなかで、現在アフリカに鍼灸治療の技術を普及させる活動をされているという方のご報告もありました。
今回の凸印刷カレンダーをはじめ、私たちの触覚書道の活動が何かのお役に立てればと思いました。