出張ワークショップ第3弾 多摩市永山公民館市民企画講座
出張ワークショップ第3弾として、多摩市永山公民館市民企画講座にお招きいただきました。
きっかけは、2023年9月にNHKナビラジオで
東京都障害者福祉会館で定期的に行っている「触覚書道刻字講座」に
全盲の和太鼓奏者 片岡亮太さん が体験にいらしたときの様子を放送していただきました。(その時の記事はこちら https://shokkakushodoh.org/2023/09/16/navirazio/)
その放送をお聞きになった with見えない人見えづらい人見える人と を主宰されている猿渡ひとみ様から、多摩市永山公民館市民企画講座で取り上げたい
とのご依頼をうけての出張ワークショップとなりました。
場所は多摩市永山駅近くにある 多摩市永山公民館 こちらは駅近のベルブ永山という大きなビルの中にありました。
参加者は総勢 8名
これまでのワークショップとは違い、
全盲の方 1名、ロービジョンの方 2名、緑内障の方 1名、
晴眼者 4名 (聴覚障害の方、音訳ボランティアをされている方、ガイドヘルパーさん等)
ワークショップのご感想をいただきました。
「触覚というのでどのようにされるのかと思いおましたが凄いアイデアです。沢山の人に体験してもらいたい。字を書けるって嬉しいことだと思います。」
「想像していたものとは違ってとても新鮮でうれしかったです。感激しました。出来ることを模索しというのが素晴らしいです。」
「初めて尽くし,おもしろく五枚の仕事、仲間に見せます。書道の基本の基でした。視覚に障害のある方ともっと交流ができると思っていましたが楽しめました。知らない世界を少し知りました。」
「楽しい会でした。意見交換もためになりました。リモネンの購入を考えてます。」
主催者の方のご意向で、ワークショップ後に障害者の方が何をのぞんでいるのか、今の市の体制についてなど意見交換の時間が持てたのも、今回の特徴でした。
・ちょっとしたお声かけが有難い
・飲食店等での盲導犬の同行に一般の方の理解が欲しい
・ガイドヘルパーさんが少なく、外出したくても予約を取るのが大変
・自治体によって支援体制や支援額が異なる
・とにかく情報が欲しい
等のご要望がでました。
やはり、視覚障害の方たちが得られる情報は限られているので、私達触覚書道刻字協会がワークショップで知り合った方々を繋いでいくことも役割の一つかなと思いました。
池山永津子様
この度は誠に有難うございました。
視覚に障がいがある方もない方も分け隔てなく話す機会が増えると良いと思っています。今回は書道がとても良いきっかけとなったと思っています。今後もお力添え頂けましたら幸いです。
猿渡 様
この度は市民講座で触覚書道を取り上げていただき、有難うございました。
見える方と見えない方がお互いの想いを話し合う一つのきっかけになれたならとても嬉しく思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
池山永津子
1月20日の小鳩の愛ラジオ番組を聴いてこのページを閲覧することができました。視覚障害者の方の日頃感じているお気持ちを知ること、交流ができる、ワークショップは素晴らしいと思いました。交流によって新しい気づきや行動が生まれれて、障害があっても明るく楽しく暮らしていける、社会になることをを願います。少しずつでも、改善されてより良い社会になりますように。
長谷川様
この度はコメントを頂戴し、有難うございます。
私達は触覚書道を通して、視覚障害の方同志、そして晴眼者の方々を繋いでいくことが出来たらと思っております。
これからもご支援いただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
池山永津子