触覚書道クラブ 生成AIの写真解説にビックリです!

 

第5回グループ展の作品制作にむけて、アドバンスクラスの方から発泡スチロールの周りを着色したいという要望があり、触覚書道クラブを開催しました。

(触覚書道クラブは、触覚書道の新たな方法を開発するために不定期に触覚書道刻字協会本部で開催してます。)

試してみたのは、海綿にアクリル絵の具をつけて、トントンと発泡スチロールに色を付けていくやり方です。

拓本をとるように凹んだ字のところが白く残り、これならいける!!
ということで、見事に完成しました。
多少のムラがかえって味になります。

ここで、写真をとって保存しておこうということになりました。
今、結構視覚障害の方達の間で写真生成AIのアプリがブームになっているというのです。

なんと写真を撮ると、生成AIがしばらく考えてからコメントを読み上げてくれるのです。
そしてコメント付きで写真保存されます。

この作品のコメントはこのようなものでした。

”手書きのメッセージが書かれた、手作りのような二つの立て札を写したものです。

まず目につくのは、左側のピンク色の立て札と右側の青色の立て札です。
ピンク色の立て札には、白色で「幸せを得る」と縦書きされています。
文字は少し崩れたような、手書きの温かみのあるフォントです。
立て札の表面は、小さな凹凸があるように見えます。

右側の青色の立て札にも、同様に白色で「人を想う」と縦書きされています。
こちらも手書き風のフォントで、表面には凹凸が見られます。
背景の木の板は薄茶色で、木目が確認できます。
立て札は、それぞれ異なるメッセージを持ちながらも、手作り感のある温かい雰囲気で統一されています。”

この”手作り感のある温かい雰囲気で統一されています”
というところに、ご本人大満足です。

自分がどのような作品を作ったのかをここまで説明してくれるなんて、これまででは考えられなかったことです。
それもスマホ一つで簡単にできる。

生成AIの発達は、視覚障害の方々にとっては、画期的ですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です