出張ワークショップ第8弾 千葉市療育センター分館ふれあいの家 に行ってきました!
2025年6月、ご担当の職員の方から「触覚書道に興味がある」とのお電話をいただいたことが、このご縁の始まりでした。
まずは田町で開催している触覚書道講座に体験参加していただき、その後、施設内での短期教室開催のご依頼をいただきました。
そして一年越しとなる2026年6月16日、いよいよその日を迎えました。
当日は、稲毛海岸駅に降り立った私たち二人を職員の方が車で迎えてくださり、10分ほどで「千葉市療育センター分館 ふれあいの家」に到着しました。
案内されたのは、もともと小学校だったという建物の2階教室。どこか懐かしい雰囲気が漂います。

あらかじめ職員の方が募集チラシと発泡スチロールで試し書きしたキャラクターを見せてくださいました。
文字だけではなく、絵やキャラクターを表現するのも楽しそうです。触覚書道の新たな可能性を感じました。


今回の参加予定者は6名でしたが、お一人が当日ご都合によりキャンセルされ、参加者は視覚障害のある方3名と職員の方2名の計5名となりました。

視覚障害のある3名の方はいずれも40代から50代で失明された中途失明の方々です。
そのため、書道や漢字には親しみをお持ちでした。
「でも、使わなくなると忘れてしまうのよ」
そんなお話をしながら、終始和やかな雰囲気の中でワークショップは進みました。
実際に筆を持ち、文字の形を思い出しながら一画一画書いていく皆さんの表情は真剣そのもの。
それでいて笑顔が絶えず、あっという間に2時間が過ぎていきました。



最後はお互いの作品を交換して触りながら鑑賞し、感想を伺いました。
「こんなことができて嬉しい」
「筆を持つと背筋が伸びる」
「真っすぐに書くのが難しかった」
「みんな上手に書けている」
「面白かった」
「楽しかった」
どれも心に残る言葉ばかりです。

今回制作された作品は、10月に開催される千葉市障害者作品展へ応募されるとのこと。
このワークショップをきっかけに、触覚書道の楽しさが千葉でも広がっていけば嬉しく思います。
ご参加いただいた皆様、そして準備から当日の運営までご尽力くださった職員の皆様、本当にありがとうございました。
遠方まで足を運んだ甲斐のある、充実した一日となりました。
今回のご縁を大切にしながら、これからも「ふれあいの家」の皆様との交流が続いていくことを願っています。

