川口で出会った書道と臨床美術の世界「笑顔集まれ展」

川口市立アートギャラリー・アトリエで 9月30日(水)から10月4日(日)まで開催されている
「第九回 笑顔集まれ展」
に行ってきました。

この展覧会は、久保島廣美先生が主催する「サロン・びしょう」:障がいのある人もない人も豊かで文化的な時間をと集まったサロン で取り組んだ個性豊かな書や美術の作品の展覧会です。

久保島先生は、主に心理学・特別支援教育の研究や、アートを通した福祉活動(臨床美術)の分野で活躍されている先生ですが、私と先生は同じ田書道会のお仲間なんです。

先週たまたま田書道会の一角で触覚書道と刻字の展示とワークショップをやらせていただいたのがきっかけで、久保島先生の別の活動のお話を伺い、書道はもちろんのこと、臨床美術というものにとても興味を持ちました。

ちょうど展覧会を開催せれるということでしたので、川口まで足を運びました。

今回の展覧会では、知的障がい・情緒障がい・発達障がいのある方々による書道作品と臨床美術による作品の両方が展示されていました。

書道作品は、どの作品も力強くのびのびと表現されていて、一人ひとりの個性が書を通して伝わってきました。

また、臨床美術の作品は色彩豊かで、自由な発想にあふれていました。
見ているだけで楽しい気持ちになり、芸術表現の持つ力を改めて感じました。

このような創作活動には、作品づくりに集中する時間と完成した時の達成感の両方があり、それが精神的なストレスの軽減や心の安定につながっているとのことでした。
親子で制作活動に参加されている方々もいて、一緒に楽しめる場と時間を提供するとても価値のあるサロン活動だと思いました。

会場には色々なワークショップが用意されていました。その一つの「カラフルキノコ」に参加させていただきました。

材料が細やかに準備されており、簡単に自分らしいキノコが作れ、とても楽しかったです。

久保島先生とキノコを持っての記念撮影です💛

私はこれまで主に視覚障害のある方々と触覚書道に取り組んできましたが、今回の展覧会を拝見し、障害の種別に関わらず、「表現すること」「創り出すこと」が人の心にもたらす力は共通しているのではないかと感じました。

触覚書道も、文字を通して自己表現を楽しみ、完成した作品を触って味わうことができる活動です。
今回の出会いを通して、人が表現する喜びを支える活動として久保島先生とコラボして何かできるのではと、新たな可能性感じています。

川口市まで少し遠出となりましたが、実際に作品を拝見し、久保島先生のお話を伺うことができて、本当に有意義な一日となりました。

久保島先生、有難うございました。そしてこれからもよろしくお願い致します。

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